真・恋姫†無双に畜生と囁いて
いやまぁ、囁いてどうにかなるもんじゃないんだけど。
どうにかなるならもうとっくに囁きまくってますよ!
呟くのでもいいけど。
危ない人っぽいのでやめておこう。
あ、もしくは耳打ち。
ってオンラインゲームかよ!
・・・。
さて、先日発売されたばかりの真・恋姫†無双ですけれどもね、巷の評価は賛否両論なようですよ。それらの意見も、話の展開やエンディングを見ると理解できるところではあります。私も「なんだかなぁ」を連呼したい気分にさせられ、阿藤快状態でした。
今回は主人公が所属する軍を選ぶことができるわけですが、最初に選んだ後は特に分岐もなく一本道みたいですね。でも、話の総容量は結構多いと思います。前作からのキャラクターに加え、今回追加されたキャラクターもそれぞれ個別のシナリオが用意されていますし、それが各勢力ごとにあるわけですから。三国志で実際に描かれている話の要所で再現されている部分がありますし、演出としては悪くないです。
しかし、やはり納得いかんのは華琳ですかねー。あとは雪蓮、冥琳もかな。雪蓮と冥琳は三国志の流れに沿ってはいるんで「納得いかねー!」ってほどでもないんでしょうけど、華琳とのアレは「ないわー」って思っても仕方ないかと。とりあえずあの理不尽さに対し、戯画のゲームの主人公の如く「ちくしょぉおおおおおおおおおおお!!」と悔しがっておきます。
■畜生な参考画像
BGMも含め、曲とキャスティングは良い感じです。
雰囲気にぴったりと合致した曲は実に素晴らしい。
戦闘は前よりやりやすい感じはありますが、やはり毎回の戦闘が単調になってしまう傾向があります。兵数が多くなるほどそう感じました。後、章が変わったときに大陸の全体が表示されることがありますが、勢力分布が表示されるともっと視覚的にわかりやすいように思いましたね。まぁストラテジーゲームじゃないので、どこまでそういう部分を表現するかが難しいのかもしれません。
総評としては良い作品です。
でも、まだもの足りない、というのが正直な感想でした。
戦闘もシナリオも、もっと動きが欲しいですね。
次回作に期待です。
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